◆ 2020年 ◆
そうそう2020年でFlashが開発終了するそうで。しかも配布も終了っぽいので、ブラウザのプリインストールがなくなる上に新規インストールもできない。さあ、パペマジどうなる✋🏻
— チェロ (@cello_cken) 2017年7月28日
以前ツイートしましたが、2020年末にFlashのアップデートと配布が終了するそうですね。嫌煙……もとい嫌フラブームで久しいですが、ついに終焉ですか。
個人的にはwebパーツとしてのFlashは廃れても、ゲームでは安泰……とまでは言えないけど、もうしばらく行けると思ってました。
で、Adobeのアナウンスで注目したいのが、配布も終了するということです。
アプデが終了するだけなら現状維持で使い続けることができますが、配布まで終了されちゃうとインストールができなくなってしまうので、パソコンを買い換えたりOSを再インストールした場合等はアウト。
◆ 2020年でサービス終了説
プレイヤー離れを防げず、今やイベントさえ過疎ってますしねえ……。更新される要素と言えば、見た目やパラメータを変えただけのアイテムやモンスターばかり。これじゃあしょうがない。運営サイドも、諦めムードだったりして。
◆ HTML5に移植説
僕としては、こっちに期待したいです。いや、僕だけではなく、大半の方は移植を望んでいることと思います。欲を言えば、節目ということでコアな部分を大幅に見直してほしいところですが(笑)
移植されるとしたら、まずはマクパペットですね。次いでコールドゲート。いや、コールドゲートの方が先? その後、パペットガーディアン等のゲーム本体。
移植内容は、Animate(旧Flash)でActionScriptをJavaScriptへ書き換えるだけ。というのは、バナー広告等のシンプルなFlashコンテンツに限った話! ネトゲの場合は、もっと複雑なのでそう簡単にはいかないはず。
パペガについては、グラフィックにも課題がありそう。シーズン2のモンスターってシーズン1のそれと比較して凝っているので、ボーンなんか使っていたら別の対策が必要だと思います。
まあ、少なくとも「いちからの作り直し」というわけではないので、あとはアーティさん(コールドブレスさん?)のモチベーション次第でしょうか。
コストについては、商売っ気のないアーティさんだし、趣味の延長みたいな感じだからあまり関係がないような(笑) なので、やはりモチベーション次第ではないかと。
ただ、精神論だけではどうしようもない気もするんですよね。「そもそも現状のパペマジをHTML5でちゃんと再現できるのか?」という疑問です。
◇ 同じアニメーションであれば、HTML5よりもFlashの方が軽いらしい。
現状ですら重いのに。むしろ移植を機に、Flashでは不可能だったことを実現してほしいくらいなのに。
パペガはベクターデータで構成されてますが、マジカ同様ビットマップにするとか? そうすれば、多少は軽くなるかも? まあ、マジカだって重いんですけどね(苦笑)
ちなみにマジかもオープン当初はベクターデータでした。あまりに重いのでビットマップ化された経緯があります。あの頃のアーティさんは、フットワークが軽かった……。
◇ FlashのloadMovie的な使い方は、HTML5だと複数のCanvasを配置することになりパフォーマンス的に厳しいらしい。
ちょっと専門的な話ですが、LoadMovieというのはパペガで例えると、メインのswfにマップが格納されているswfやモンスターが格納されているswf等を読み込むこと。
マジカで例えると、メインのswfに部屋やロビーが格納されているswf等を読み込むこと。
もちろんパペマジがこのような構造であることは推測にすぎませんが、ちょっとしたミニゲームならいざ知らず、この規模のゲームが単一swfで成り立っているとは考え難いので。
このような問題点を考えると、HTML5への移植は厳しそう。まあ、僕は単なる素人なので、専門家の手にかかればノープロブレムなのかもしれませんけどね。
だとしたら、あとはモチベーションのみ。今から取り掛かれば何とかなるんじゃない? スマホゲーなんて作ってる場合じゃないですよ!
移植を乗り越え、いつか「知ってた? パペマジって昔はFlashだったんだよ!」なんて話したいものです。「Flashってなに?」って返ってきそうですけど(笑)
ともあれパペガは来月10月1日で10周年ですし、20周年目指して頑張ってほしいです。
◆ 余談
どうせなら、UnityかUnrealEngineに移植してほしいな。それこそいちからの移植になってしまいFlashの終焉には間に合わないと思いますが、オーシャンブックは実現できますよね。